加齢からくる腰痛TOP

「もういい歳だから、腰痛になるのも当然……」と思っている人も多いのでは?

加齢からくる腰痛を「仕方がない」とあきらめてしまうのはまだ早い!

普段の生活を見直し。適度な運動やストレッチを行うことで、改善することが可能です。

そこで今回は、加齢からくる腰痛を改善する「6つ」の対策をご紹介します。

「腰痛かな?」と思ったら、適度な運動やストレッチを

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「最近、なんだか歩くときに腰が痛い」「背筋を伸ばせない」

こんなこと、ありませんか?歩幅が狭くなった、腰が反り返ると痛いと思ったら、対策を始めるとき。

特に女性の閉経後は、骨量が減少するために腰痛が出やすい状態です。適度な運動やストレッチを行うことで、骨量維持を心がけましょう。

悪くなりやすい血流をコントロールする、気分転換に身体を伸ばしてストレッチするだけでもOK。続けやすい運動で対策していきましょう。

なかでもウォーキングは手軽に始められ、続けやすくておすすめです。加齢の影響が出やすい股関節や、全身にアプローチできるのがいいところですね。

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腰に負担がかかる「姿勢」「座り方」を見直そう

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腹筋が弱くなると猫背になりやすく、腰に負担をかけやすい。正しい姿勢を知り、姿勢を見直すことも、加齢に負けない体作りには必要です。

とはいえ、筋トレで腹筋を鍛えるのは大変ですよね。そこでまずは、正しい姿勢を心がけてみることから始めましょう。正しい姿勢、特に座り姿勢は下腹部の筋力を使います。

姿勢を意識しているうちに筋力が使えるし、見た目も美しくなるので一石二鳥!

常に正しい姿勢を維持するのは大変なので、最初はちょっと気が付いたときに姿勢を確認することから始めるといいでしょう。

加齢の腰痛、カルシウムとビタミンDは積極的にとろう

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加齢の腰痛に悩んでいるなら、積極的にとりたいのがカルシウムとビタミンD。これらは、骨量維持には欠かせない栄養素です。

カルシウムを多く含む小魚や牛乳、小松菜などを、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富な魚やきのこ類と合わせて、積極的にとれると効果的です。

食事で栄養を補えるのがベストで、それでも不足を感じたら市販のサプリを併用してもいいでしょう。ただしサプリの場合、とりすぎは禁物。記載されている量を守ってとるように注意してください。

疲れたときは無理せず、十分な休息や睡眠をとろう

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体を支える土台である腰は、疲労による負担がかかりやすい部位でもあります。疲れたときは無理せず早めに体を休め、普段から十分な休息をとるように意識することも大切です。

また、腰痛の場合は就寝中の姿勢にも気をつけましょう。マットレスが硬すぎたり、柔らかすぎたりすると、体にしびれや痛みが現れて十分に休むことができません。

布団の場合は、立ち上がる際に腰を痛めやすいので、場合によってはベッドに替えることも検討してみましょう。

イライラが積もると腰痛が悪化!ストレスはためない

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更年期の人は、ストレス解消に注目してみましょう。日々忙しく、周りのことばかり優先して過ごしてると、知らない間にストレスでイライラ……。腰痛は精神的な要因でも起こるため、イライラが積もるとそれだけで腰痛が悪化するリスクが高まります。

散歩やお出かけ、友人とのおしゃべりなど、ストレスを発散(解消)できる方法をいくつか持っておくといいですよ。

心が疲れたなと感じたら、ちょっと美味しいものを食べる、アロマや花を活けるなどでリラックスしてみるなど、ちょっとしたストレス対策はたくさんあります。

ストレスは、ため込む前に発散するように心がけましょう。

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ストレスを解消できる腰痛対策

リラックスできるお風呂タイムにもストレッチを

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リラックスでき、慢性腰痛の原因にもなる血行不良を解消できる入浴時間。ここにストレッチをプラスして、体の動きを向上させていきましょう。

ストレッチといっても、特別な方法を覚えなくてもOK。湯船で腰を温めながら、痛みのない程度に腰をひねる、背筋をまっすぐにして座ったまま前屈を行うなどでもいいですよ。

また、お風呂上りにも軽いストレッチを行うのがおすすめです。

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  1. 両足を肩幅程度に開いて立つ
  2. 両手を腰に当て、頭と上体がぶれないようにまっすぐ正面を見ながら、腰を大きく回す
  3. 自然な呼吸を続けたまま、ゆっくりと合計10回程度回す(※反対も同様に行う)

腰を大きく動かすことで血行が良くなり、筋肉のこわばりもほぐされます。回しにくい部分は念入りに行うといいですね。

まとめ

前屈みになってきた姿勢や加齢からくる腰痛を「仕方がない」とあきらめてしまう前に、少しでも、今回ご紹介した対策を試してみてください。

また、加齢の腰痛は日々の生活を少し見直してみることでも、改善できるポイントが見つかるはず。腰痛のない、健やかな日々を送りましょう。

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