腰痛対策マッサージTOP

「腿(もも)や腰が硬い」「朝ひどい腰痛を軽減したい……」

慢性的に腰が痛いと悩みは尽きません。とはいえ、なかなかマッサージやあんまに通うのも難しいもの。

家でマッサージができて、好きなときに自分で揉めるほうがいいですよね。

そこで今回は、腰がちょっと痛いときからつらすぎるときまで、腰痛を緩和・解消するための自分でマッサージする方法をご紹介します。

マッサージの効果を上げるには、「十分な水分補給→入浴→ストレッチ→マッサージ→水分補給」の順番で行うのも大きなポイント。イタ気持ちいいところを揉むことで、腰痛を軽減しながらリラックス効果も得られますよ。

自分で揉む前の簡単セルフマッサージ~こぶし流し~

腰痛対策マッサージ1

自分では手が届きにくい腰。硬くなりがちなので、まずはこぶしを使って流していくとやりやすくなります。

座ったままどこでもできるので、ちょっと腰がだるいときやこわばりを感じたときにこの簡単セルフマッサージを行うと、症状を楽にする効果があります。

  1. 背中を丸め、猫背の体勢になる
  2. グーにした両手の甲を、背中から腰へ向かってなでる
  3. (1)と(2)を何度か繰り返す

「イタ気持ちいい!」ツボを押す、揉むだけで腰痛を撃退

腰痛対策マッサージ2

イタ気持ちよくて、効果抜群の方法のご紹介です。簡単な方法なので、腰痛の解消に役立ててください。

90秒押すだけで、固くなった筋肉を緩める方法

叩きすぎや揉みすぎは、かえって筋肉を固くしてしまうことも。固まった場所を探してからゆっくり行うことで、筋肉をピンポイントで緩めていきます。

  1. 腰を手で押さえていき、痛みや気持ちよさを感じるポイントを探す
  2. 押さえたまま、姿勢を変えて痛みが消える角度を探す
  3. 固い部分の筋肉をたるませるつもりで、力を抜いていく。このときも手は押さえたまま
  4. 手を離し、そのまま90秒キープ
  5. ゆっくりと体勢を戻す。このとき、緩めた腰の筋肉はなるべく使わず、手を添えるなどで体を動かしていく
  6. 先ほど手で押さえていた場所を触ってみて、筋肉が緩くなっているかを確認する

腰にあるツボを押し揉みして、腰痛を解消する方法

腰のツボ、「命門(めいもん)」「腎兪(じんゆ)」「志室(ししつ)」の押し揉みで腰痛を解消する方法をご紹介。

「腎兪」「志室」を押すときは、立ったままがおすすめ。その際、足は肩幅に開き、腰をゆっくりと大きく回したり、ゆらゆらと動かしたりしながら押すと、さらに効果的です。

腰痛対策マッサージ3

命門(めいもん)
おへその真後ろ部分にあたる、ちょうど腰の中心に位置するツボ。腰痛だけではなく、体力アップの効果があります。女性と男性では、やり方が異なるので要注意。

  1. 女性の場合、右手を下にして中指の先を重ねてあてる(※男性の場合は左手を下に)
  2. 30回ほど軽く押していく

腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)
命門から右と左に指2本分離れたところに腎兪、指4本分離れたところに志室があります。どちらも、腎臓の機能を活性化する効果があります。

  1. 親指をそれぞれの左右のツボにあてる
  2. 30回ほど軽く押していく

腰痛に即効性のある、手ツボと足裏のマッサージ

「とにかく、今すぐ痛みを和らげたい!」というときに覚えておきたいのが、手ツボと足裏マッサージ。旅行先や移動中でも“こっそり”押すことができるので、ぜひ覚えておきましょう。

手ツボのマッサージ

いつでも押せる手ツボ。手には腰痛に効くツボもたくさん!そのなかから、慢性的な腰痛に効くツボをご紹介します。

腰腿点(ようたいてん)
別名「腰痛点」とも言われ、慢性的な腰痛だけではなく、ぎっくり腰にも効果があります。場所は手の甲側、人差し指の筋と中指の筋の間、薬指と小指の間です。

腰痛対策マッサージ4

  1. 腰腿点に指をあて、指先のほうに向かって押し揉んでいく
  2. 1~2分ほど揉むことを、1日に2~3回行うのがおすすめ

外関(がいかん)
眼精疲労や頭痛、乗り物酔いやめまいにも効く万能のツボ。リラックス効果と機能が低下した部分への調整を行ってくれます。手の甲から見て、手首の横紋からひじに向かって指3本分上がった骨の間にあります。

腰痛対策マッサージ5

  1. 親指の腹でゆっくり押し込む
  2. 息を吐きながら、優しく1分ほどさすっていくのもおすすめ

足裏のマッサージ

足裏は3か所のツボを1セットと考えて、順番に押していきましょう。指で押すと疲れてしまう人は、ペンや専用の棒を使用するのもいいですよ。

腰痛対策マッサージ6

  1. 足裏を「ぐっ」と曲げてできるくぼみの部分(湧泉)を10秒押す
  2. 土踏まずの内側(腎臓)を10秒押す
  3. かかとの少し上の部分(坐骨)を10秒押す
  4. ここまでを2~3回繰り返す

まとめ

マッサージは、あくまでも「イタ気持ちいいくらい」を目安に行いましょう。力任せの揉みすぎ、叩きすぎはかえって筋肉が硬くなってしまい、腰痛が悪化することも。

筋肉の緊張をほぐすには、リラックスして、呼吸を止めずに行うことがコツです。自宅でのんびりしているときに、ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、自宅でできるマッサージを強化したいなら、低周波治療器がおすすめ。パッドを貼るだけでOK。しかも腰だけではなく、肩や足にも使用可能です。「イタ気持ちいい程度」の刺激がよいとのことなので、試してみてください。

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