腰痛がひどくて眠れないというのは、本当につらいもの。イライラして普段の生活にも悪影響が出てしまいます。できることなら、すぐにでも痛みを和らげたいもの。
そこで今回は、眠れないほどつらい腰痛の対策を3つご紹介。
いずれも簡単にできるものばかりなので、本記事を読んで今夜から実践しましょう!
腰痛を悪化させないためには、高反発マットレスがおすすめ
「ベッドに入って横になると痛い」「朝起きたら痛い」という症状は、マットレスに原因があるかもしれません。同じ寝具を使用していると、痛みが強くなる可能性もあります。
まずは、ご自宅のマットレスをチェックしてみましょう。腰痛を悪化させない、安全なマットレスとはどのようなものかを今回ご紹介するので、参考にしてください。
腰痛を悪化させるマットレスとは?
腰痛を緩和するには、硬いマットレスのほうが良いと言われることもあります。しかし、硬すぎると背骨がブリッジするような緊張状態になるので、おすすめできません。
一方、柔らかすぎるマットレスは寝返りのときに腰をねじります。これも腰に負担をかけ、腰痛を悪化させる一因に。
実際に寝てみて、自身にとって硬すぎず、体にフィットしていると感じられるマットレスを選ぶようにしましょう。
マットレスは低反発か高反発か
柔らかな低反発マットレスはよく眠れると評判です。しかし、あまりに低反発だと寝返りがしにくいことが欠点です。適度な寝返りも腰痛緩和には欠かせないので、柔らかすぎるマットレスは避けましょう。
寝返りのしやすさで言えば、高反発マットレスです。高反発マットレスは寝ている間に体にかかる圧力を分散させ、腰に負担を集中させません。腰痛には体をきちんと支えながら体にフィットする、高反発マットレスがおすすめです。
腰痛できない安眠できないなら、寝る姿勢から変えてみよう
「寝ていても腰が痛い」「痛すぎて眠れない」「寝ると悪化する」
安眠できない腰は、寝方に問題があるのかもしれません。腰痛改善のための正しい寝方とはどのようなものなのでしょうか。
脚の間にクッションをはさみ、横向きに寝る
腰の痛みを緩和したいなら、横向きに寝ることをおすすめします。脚の間にクッションをはさめば、よりいっそう腰痛を楽にすることができるでしょう。
やや体を丸めて、リラックスした姿勢をとるようにしてください。
腰の下に折りたたんだタオルを入れて、仰向けに寝る
お尻が後ろに突き出している体型、反り腰タイプの人は腰痛になりやすいものです。仰向けになったとき、腰と床の間にすき間ができるからです。
そのすき間に、折りたたんだタオルを入れてみてください。腰回りの違和感が解消され、痛みがやわらぐのを感じられるはずです。
膝の下にクッションを入れて、仰向けに寝る
仰向けで寝ると膝が浮いてしまう猫背タイプの人は、膝の下にクッションを入れるのがおすすめです。
膝を立てて寝るだけでもかまいません。すると腰が自然に伸び、痛みの軽減に役立ちます。
腰痛対策には寝る姿勢が重要
腰痛を温めて治す!腰のストレッチをプラスした効果的な入浴法
腰の痛みは、温めると楽になることもあります。
そこでここでは、つらすぎる腰痛を軽減するのに役立つ入浴法を紹介します。腰痛をもたらす筋力の衰えを改善する、軽いストレッチを組み合わせるのがコツです。
- 湯船に足を伸ばして肩まで浸かる
- 浴槽のふちに両手をかけながら、上半身だけ90度ひねる
- 反対側の浴槽のふちに両手をかけて、反対側に同じようにひねる
- 浴槽の両端に手を置き、腰を持ち上げたり、戻したりする
5セットを目標に、習慣にしてみましょう。腰の痛みの程度には個人差もあるので、様子を見ながら無理のない範囲で取り組んでみてください。
まとめ
腰痛が「寝ていられないほどつらい」って、痛みと不眠でイライラも募りますよね。そんなときはマットレスに問題はないか、正しい寝方をしているかどうかをチェックしてみましょう。
仰向けで寝られないほどつらいなら、クッションを脚の間にはさんで横寝をするなど、腰に良いとされていることをいくつか試してみるのもGood。
腰は温めると治ることも多いので、毎日ゆっくりと入浴するのもおすすめです。入浴しながら軽くストレッチをすれば、より効果的でしょう。
どれも簡単なものばかりなので、ぜひ今夜から始めてみてください。