妊娠中の腰痛TOP

妊娠中は腰まわりがつる、腰痛になるなど、腰に関するさまざまな悩みがありますよね。

大きなお腹を腰で支えているのだから、仕方ないとも言えるでしょう。

しかし、すぐ治したいほどつらすぎるときもあるもの。

そこで今回は、妊娠中の腰痛や腰に関する悩みを楽にする、ストレッチやマッサージなどをご紹介します。

腰まわりが張る、つるときは脇腹伸ばしストレッチ

妊娠中の腰痛1

腰痛を発症したとき、鍼灸院などに行きたくても行けないのが現実。

そんなときには、脇腹伸ばしストレッチで改善してみませんか?

  1. あぐらをかいて座る
  2. 右手を耳の横につけて、まっすぐ伸ばす
  3. 息をゆっくりと吸いながら、左へ体を倒れるように伸ばす
    ※このとき、脇から横腹にかけてしっかりと伸ばすようにする
  4. 伸び切ったところで、今度はゆっくりと息を吐きながら、元の姿勢に戻る
  5. 左手を耳の横につけてまっすぐ伸ばし、同じようにする
  6. 左右1回ずつを1セットとして、1日に5セットを目標にする

右側だけ、左側だけではなく、必ず右から左、左から右と順番に行うようにしましょう。

ただし、強くお腹の張る、フラフラするようなら、すぐに中止してください。あくまでも無理をしないのが一番です。

運動と同じ効果!筋肉をほぐすお尻と内股のマッサージで腰痛を緩和

妊娠中の腰痛2

バレーやバドミントンなど、腰を伸ばす動きがある運動は、腰痛に一定の効果を発揮するそうです。

でも、妊娠中は激しい運動はできませんよね。そこでおすすめなのが、運動をしたのと同じぐらいの効き目が期待できるマッサージです。

妊娠後期ともなると、お腹も大きくなって自分の背中に手を回すのもやっとですよね。ぜひ、パートナーさんに協力してもらい、リラックスできるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

筋肉をほぐすお尻のマッサージ

大きなお腹を支えることで、凝り固まった筋肉をほぐします。

  1. 妊婦さんは横向きに寝る
  2. パートナーさんは妊婦さんの背後にまわり、両手で軽くお尻を押すようにマッサージをする
  3. お尻から腰にかけての筋肉を、まんべんなく揉みほぐすようにする

筋肉をほぐす内股のマッサージ

内腿の筋肉をほぐして股関節を伸びやすくし、腰にかかる負担を軽減します。

  1. 妊婦さんは横向きに寝る
  2. パートナーさんは妊婦さんの恥骨に近い内腿のところに片足を置き、踏むようにして揉んでいく
  3. 1分ほど続けた後、反対の内腿も同じようにする

新陳代謝の低下による腰痛は、食生活とヨガで解消

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妊娠中はホルモンの影響で胃腸の働きが悪くなっていて、便秘がちになることも多いですよね。新陳代謝の低下から腰に負担がかかり、腰痛として現れるケースもあります。

食生活とヨガで腰痛を解消してみませんか?

食事をとるときの注意点

つわりがおさまって食欲が出てきても、少しずつこまめに食べるようにしましょう。1口につき20回ほど噛めるのが理想的です。

胃の粘膜を修復するビタミンUを含むキャベツなどを、毎日の献立に取り入れましょう。

ヨガを行うときの注意点

最初はマタニティヨガ教室などで、インストラクターの指導を受けるようにしましょう。自宅で行う場合にも、必ずヨガマットを用意するようにしてください。

妊娠後期は大きなお腹で足元が見えず、転倒の危険もあるので、滑りやすいバスタオルで代用するのはやめましょう。

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腰痛を和らげるヨガポーズ

まとめ

妊娠中の腰痛はつらいですよね。

腰痛がひどくて今すぐ改善したい、自分で和らげたいというときは、本記事で紹介したストレッチやマッサージ、ヨガなどに取り組んでみるのも良いでしょう。

ただし、あくまでも無理をしないように、安全第一で取り組んでください。

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