ぎっくり腰に、激しい腰の痛みで動きが大変なときに、力仕事をするときに……。
腰の動きを制限、サポートして痛みを緩和する腰痛ベルトは、腰痛持ちの人なら1枚は持っておきたい必需品。
今回は「医療用のベルトと変わらないレベルだ」と言われ、人気を集めているという「メディエイド しっかりガード 腰」をレビューしていこう!
「メディエイド しっかりガード 腰」の基礎情報
総合評価 | ★★★★☆ |
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価格 | ★★★★☆ |
使いやすさ | ★★★★★ |
期待度 | ★★★★☆ |
購入者のレビュー・評価 | ★★★★☆ |
理由 | 価格は、公式サイトからよりも楽天やアマゾンからの購入だとお得。 蒸れにくい、動きやすいを叶えた商品で、普段使いや運動するときなんかにも役立ちそう! 購入者の口コミや評価も上々で、迷っているなら試してみて損はない商品。 ただし、幅が広くはないので、超緊急時やがっちりサポート力を求めたいならほかの商品がよい。 |
商品名 | メディエイド しっかりガード 腰 スタンダード |
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価格 | 4,860円(税込み) |
サイズ | S〜3L |
色 | 黒 |
重量 | 281g |
販売元 | 日本シグマックス株式会社 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー33F |
Tel | 0800-111-3410(サポートダイヤル) |
メディエイドサポートは日本シグマックス株式会社から生まれた、医療知識で培った技術に基づき、効果・機能・品質・快適性を追求するサポーターブランド。
「しっかりガード 腰」は硬質メッシュ素材で、2本の支柱(S字軽量ステー)を有し、サイドベルトでしっかりと腰を固定できるようになっている。
前後で素材と幅を変えているので、動きやすさ、着心地のよさにも定評がある。
腰痛グッズマニア高橋が「メディエイド しっかりガード 腰」を使ってみた!
薬局やドラッグストアで見かけていたこともあって、ずっと気になってたこの商品……。アマゾンでの評価もなかなか高いようだけど、やっぱり使ってみないことには分からない!
そこで、「メディエイド しっかりガード 腰」を実際に使ってみた感想を述べていこう。
「しっかりガード 腰」の装着は簡単!
白いタグが見えるほうが裏。タグが上に来るように、腰を背後にセット。
このときに、背当て部の上端がおへその高さと同じ位置なるよう考えてセットすると、後々やりやすい。
後ろからみるとこんな感じ!ちょっとTシャツで隠れてしまっているけど、背当て部の中心が背骨の中心に来るようにセット。
あとは、両側から体の正面でサポーターを止めればOK!
「硬めの生地なのかな」と思っていたのに、思いのほか伸縮性があって、操作しやすかった。
「しっかりガード 腰」の上端が、へそ下の位置に来ているのかを確認!
あとひと息!ここまできたらあとはサイドベルトを締めて、さらに腰サポート力を上げる。
両サイドから「グッ」と前に引っ張ってきて、止めれば完了!
「あれ?サイズ間違えた?」ってくらい、小さかった……
そして完成したのがこちら!
見た目から分かるように、かなり「キツキツ」だ。
僕はアマゾンで購入したんだけど、そのときにウエストのサイズを測っちゃったんだよね……。
公式サイトに記載されているサイズの選び方をみると、へその位置で測ったウエストサイズが基準になってる!
……ということで、僕みたいに普通にウエストサイズを測ると「サイズが一回り小さいもの」が届くことに。
「Sから3Lまで」のサイズ展開が豊富なのはうれしいけど、くれぐれもサイズ選びで失敗しないように!
あと、もし「サイズがきついかな」と心配だったら、ワンサイズアップのものにしたほうが安心。
構造上、お腹に当たる部分のベルトの幅が狭いので、きつく感じちゃうんだよね。
動いてみてずれないか、サポート力はよさそうかを確認
前側の丈が短く、後ろの腰側は丈が長くできているので、前かがみになってもお腹に変な圧迫感がなく動きやすい。
後ろのプラスチックの支柱(S字軽量ステー)が腰をきちんと支えてくれる安心感があり、腰の動きに上手く追従して素材が多少伸び縮みしてくれる。
なので、がむしゃらに締めて押さえつけるといった感じがなくサポートしてくれる。
横に体を倒してみると、メッシュ地のベルトが、体の線に合わせてしっかりフィットしてくれてるのが分かるかと。
前後の幅が違い、素材に変化をつけているので、どんな体勢でもとにかく動きやすいというのが正直な感想。
汗っかきの僕が心配だった、蒸れやすさについて
透けるくらいのメッシュ生地でできているけれど、結構硬め。汗を瞬時に吸い取って、お肌をサラリとした状態にキープする新素材(3Dドライキーパー)なんだとか。
実際に汗ばむ時期に使用していたけど、普通の腰サポーターに比べると確かに蒸れない気がする。
横の紐がブラブラしないから、薄着でも使いやすい
横の紐が短くできていて、止めずに外したままでも不自然には見えない。
横の紐がブラブラしたり、粘着テープからはみ出したりしないから、薄着でも目立ちにくい。
「Dr.Q 腰痛ベルト」と「しっかりガード 腰」どっちが優秀?
人気の高い「Dr.Q 腰痛ベルト」の2商品については別記事でレビューしている。
「Dr.Q 腰痛 ベルト」と「しっかりガード 腰」を使ったうえでの違いをまとめると、こんな感じ。
Dr.Q 発熱あったか腰痛ベルト | 幅的には「しっかりガード 腰」と似ているけど、トルマリンを埋め込んだ温かい生地なので、冬場の使用にしか向かない。 |
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Dr.Q 腰痛ベルト | 幅が20㎝と広めなので広範囲の腰痛に対応。かなりしっかり目のサポートが欲しいときには、コチラがオススメ。 「しっかりガード 腰」に比べると、少し蒸れやすいと感じた。 |
しっかりガード 腰 | 幅を動きやすい程度にしたうえで、蒸れにくさを考えた商品。 活発に動く人、ある程度腰のサポート力が欲しい人にオススメ。 スポーツのときに使うのもいいかも。 |
「メディエイド しっかりガード 腰」は、アクティブとスタンダードの2種
「しっかり腰ガード」には、「アクティブ」と「スタンダード」の2種がある。アクティブのほうが、1,000円くらい高い。
一体何が違うのか、そもそも、腰サポーターはどうやって選べばいいのか、腰痛グッズマニアだからこそ知り得た選び方のポイントを紹介しよう。
そもそも、腰サポーターの選び方のポイントって何?
腰サポーターには「骨盤ベルト」と「腰痛ベルト」の2種がある。なので、まずは骨盤をサポートしたいのか、それとも腰全体をサポートしたいのかを考えることが必要。
骨盤サポーター | 骨盤の上につけるもので、ベルト幅はなく、腰のサポート力はほとんどない。骨盤の広がりを予防するためのもの。 たとえば骨盤のゆがみを指摘されている人や、慢性的なちょっとした腰痛を改善・予防したい人に役立つ。 |
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腰痛ベルト | 骨盤と腰全体をカバーする。 お腹と背中全体に巻けば、つけているだけで腹圧が高くなり、自然と理想的な姿勢に。腰の動きが適度に制限されて、痛みが出にくくなるといった特徴を有する。 かなり激しい腰痛に悩まされている人、力仕事をしていて腰への負担が常にかかる人には腰痛ベルトがおすすめ。 |
そして、さらに用途で絞りこんでいく。
たとえば、運動時に使いたいのか(※通気性がよくて、サポート力が強いほど痛みが出にくい)、日常生活で使いたいのか(※なるべく軽くて通気性がよいもの)、どんなシーンでどんな目的で使用していのかを考えると、選びたいサポーターが分かってくるはず。
「スタンダード」と「アクティブ」の違い
前述のように「しっかりガード 腰」にはスタンダードとアクティブがあり、僕がレビューするのは、動きやすさよりも腰のサポート力を優先した「スタンダード」のほう。
「アクティブ」と比較すると後ろの支柱(S字軽量ステー)が固く、腰をしっかりと支えてくれて安心感がある。
アクティブは日常生活の使用に、スタンダートは激しい運動をしているときや、現在激しい腰痛が出ているときの使用に向いている。
「メディエイド しっかりガード 腰」 を最安値で購入できるところはどこ?
アマゾン | 税込み3,824円 |
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楽天 | 税込み3,473円 |
ビックカメラ | 税込み3,440円 |
公式サイト | 税込み4,860円 ※「MEDIAID 公式オンラインショップ」 |
※2019年4月現在、送料含めず
今回調査した結果、最安値はビッグカメラだった!
ただ、店舗によっては在庫がない可能性もあるので、確実に安く購入するならアマゾンか楽天が狙い目かと。
なお、「しっかりガード 腰」はマツキヨなどのドラッグストアでも置いている場合もあるのでチェックしておこう。
まとめ
「メディエイド しっかりガード 腰」は通気性がよく、また幅も十分にあるので、日常生活のなかで腰痛のストレスなくすごしたい人にぴったり。
前後で幅が違い、素材も異なるので、サポート力を落とさずに動きやすさも考えた点は評価できる。
もっと「がっちり」としたサポート力を求めるのであれば、「Dr.Q 腰痛ベルト」や「中山式Dr.magico 腰椎コルセットスタンダードPro」などを検討してみよう。